第31話
GWを過ぎると、社内はいきなりあわただしくなった。
理由は、月末に控えた会社初の海外旅行の為だった。
2便にわかれてグアム。
別に海外旅行に憧れてはいないけど
積立してて、行けないのは無性に悔しい(笑)。
ま、臨月の妊婦を乗せてくれる航空会社もないだろうが・・・。
なんとな〜く、お腹の元気さからだと
今月中に産まれそうな予感がするのだけど
さっぱりその気配はない。
またしても「下がって」こないのであります。
ま、もう慣れっこだわな。
一人目で散々言われたしね。
5月21日から産休。
引継も急ピッチで進み、なんとかお休みに入れる状況になりました。
5月20日。
最後の日は、お菓子をみんなに配り挨拶をして去りました。
明日から産まれるまでは、家で過ごすわけです。
お義父さんは入院中なので、お義母さんとふたりっきり。
よし。
さ〜て、頑張るぞ〜!!!!
続く
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昨日(6/17)はいい天気でしたねぇ・・・。
子供達を自転車に乗せて、買い物ついでに近所をクルクルと廻りました。
しかーし、梅雨時の晴れ間で、更に学校のある日だったせいか、
いくつかの公園をまわりましたが、子供の姿はありませんでした。
いろんな怖い事件のあとですから、子供だけでは遊ばせられないですもんねぇ・・・。
お母さんは、洗濯物で忙しいだろうし・・・。
「お友達いないねぇ・・・。」
という大倭のセリフが寂しそうでした。引っ越しして2ヶ月。
まだご近所に同じ位の子供を発見(?)出来ずにいるのでなんとかしたいのですが・・・。
うぅん。難しい。
で、そんな中、神社をみつけたんです。
私 「あ、神社だ。」
大倭 「あ、こんどー、ここでー、お祭りあるんだよー。」
私 「・・・?」
瑞穂 「ママ!ほんと??」
私 「うん。ほんとだよ。お祭りあるよ、たぶん。」
大倭 「ほらねー、やまとのいったとおり。」
瑞穂 「やまとすごーい。」
って、おいおいおいおい。
なんで神社みて、今度ここでお祭りっていうの??!!
教えた記憶もないのに・・・。
帰宅後パパにいうと・・・。
パパ 「なんだ大倭は予知能力があるのか?」
大倭 「そうだよー。」
パパの反応までおかしい。
そう切り返すか?普通??
それとも私といるうちに、それぐらいじゃ動じなくなったのかしら??
うちって一体・・・。
そしてもう一つ。
昨日扇風機を出しました。
子供達は顔を近づけてあ〜〜〜っと声を出して
音が揺れるのを楽しんでいました。
そして夜のことです。
瑞穂は熱をだして、寝てしまっていました。
洗面所で作業していたら大倭の大声が聞こえるので
何事かと思い、部屋に行きました。
寝ている瑞穂の横で扇風機がクルクル廻っていたのですが
大倭は扇風機に向かって両手をパアにしてのばし
まがれーまがれーまがれーーーーーー!!!!
と繰り返し叫んいたのでした。
あまりに『りき』の入ったその姿にしばらく声をかけられなかったのですが
大倭の声がかすれてきたので声をかけました。
私 「何してるの?」
私に気づき、一気に力が抜けて、後ろにコロンと転がりながら
大倭 「疲れちゃったけど、曲がったでしょ?」
という大倭。
私 「へ?」
扇風機はくるくると普通に廻っていました。
曲がった?どこが?
ってその時は思ったんだけど・・・。
あとから考えて・・・・。
確かパパは、瑞穂に直接当たらないようにって上に向けてまわしていた
気がするんですよね。それがしっかり寝ている瑞穂に向かっていたんで
その後直したのですが・・・。
大倭が??
まさかね。
ちょびっと不思議体験だった昨日でした。
さて、長くなりました。本題に入りましょう。
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第32話
5月21日産休初日。
初日は片づけで過ごす。
それがいきなりで疲れたのか、夜、痛みが襲ってきた。
うひょ〜。
いきなり産まれちゃうかと焦ったけど、2〜3回で終わってしまった。
いわゆる「前駆陣痛」というものらしい。
まだおしめ洗ってないよ〜っと痛みの間にふと思いだし、翌日22日は
おしめの大洗濯デーとなった。
これでほんとにほんとに準備OK。
産まれる準備が整うと、産後の事がいろいろ浮かんでくる。
体重落とさなきゃ・・・とか、台本書かなきゃ・・・とか・・・。
そんな事を思ったせいか、友人達に手紙をしたためた。
それが終わると今度は歩くことに専念しました。
お義母さんも歩いていたので、交代で歩くことに。
ただし、頻尿なので、30分が限度。
一回家に戻って、再びという形で1時間は歩くことにしました。
相変わらずのお腹です。
下がってきてないんだもんなぁ・・・・。
週末はキリンカップとかで、パパは「日本の旗」をもって出かけていきました。
この「日本の旗」。
単純なもののくせに、大きさとか、旗の柄の部分とのかねあいとかを
ああでもない、こうでもないと、苦心の末出来たものでした。
1本つくった後、結局気に入らなくてもう1本作り直したしね。
そんな「つくる過程」をみていた瑞穂は、出来たの?と、
出掛ける前のパパを引き留め、その旗を振りながら
ニッポンニッポンと騒ぎまくりました。
その後、遊びに遊んで、12時45分にはバタンと寝てしまいました。
いつもこういう風に簡単に寝てくれればいいのになぁ・・・。
来月はサッカーのワールドカップです。
うちのパパの興奮はどこまで上がるのでしょう…。
初出場の日本チーム。
日本中が今日の瑞穂のように、ニッポンニッポンと
騒ぐんだろうなぁ・・・なんて思う私だったのでした。
続く
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こんにちは。
皆様リンゴ病ってご存知ですか?
私の両親はそんなのしらない、と医学書(昔の)を引いた
らしいのですが載っていなかったそうです。
私の記憶では小学校の頃、ほっぺの紅い子にそういって
からかっていた男子がいたのがあるくらいでした。
その「りんご病」に・・・。
瑞穂と大倭がかかってしまいました。
そして更にこの病気は、ほっぺが真っ赤になって
りんご病と判明した時点では、もう感染力がないんだとか。
なんんちゅー嫌な病気でしょう。見た目が病気!!!って
感じなのに、学校も幼稚園も登校していいんだって。
困った病気です。
ちなみに潜伏期間が3週間〜と、かなり長いので
いつうつったのかも不明というやっかいきわまりないのでした。
変なの。
しかし、ほんとにリンゴみたいにほっぺは真っ赤です。
早く治って欲しいです。
話がそれまくってますね。では本題に入りましょう。
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第33話
5月28日(木)久しぶりの晴れ。
定期検診です。
相変わらず、男女不明です(笑)
背中を向けていたり、手で隠していたり
こいつわ〜、出てくるまで性別隠しておきたいらしい。
うぅん、けち!!
今日は頭の写真をもらいました。
直径9.1センチ。
37週と一日。
体重がプラス7キロ。
やっば〜。
ちょっとお叱りを受けてしまいました。(トホホ)←死語
しかし・・・。
体重落とさなきゃ。
食事を減らして、運動しなきゃ。
会社のグアム旅行、今日がA班の出発日。
みんな無事で帰っておいで〜。
久しぶりの天気なので
シーツなんかの洗濯を大量にしました。
しかし、明日からまた雨だとか。
明日は雨の中歩くのかぁ・・・。
ちょっと憂鬱な上田さんでした。
続く
感想メールです。
「どうも。こんにちは。
またまたお久しぶりになっちゃった。
いつもメール、ありがとね。
それにしても、ここ何日かすごく暑いねぇ。
一体梅雨はどこへやら・・・。
ところで、みいちゃんとやっくんのりんご病のほうは大丈夫?
わたしもあんまり詳しいこと知らなかった。
短大の時の授業でもやった覚えはないんだよね。
うちの裕大君のほうは困ってしまうくらい元気だし、
男の子のくせに口は達者だし、まいってしまう。
この前も焼きそばを作ってあげて私が少しつまみ食いをしたら、
「おいしい?」と聞いてきて、「おいしいよ。」と答えたら、
「自分が作ったのがおいしくなかったらどうしようもないよね。」
と言われた。・・・もうびっくりです。
そして2番目の子は8月に産まれる予定でU君は「女の子だ。」と
言い張っています。ほんとかどうか分からないけど、
病院でも「女の子かなぁ・・・」とは言われたみたい。
U君の意見の根拠は謎だけど、なんだか当たりそうです。
そしてその病院は赤ちゃんのエコーをビデオに撮ってくれるそうで、
私も毎回家で赤ちゃんの映像を見て、感動しているのだ。
こんな風にビデオに撮ってくれるなんて話、聞いたこともなかったけど、
この病院が特別なのかな?
それでは、またメールします。」
3年前、赤ちゃん雑誌を読んでいた頃が、ちょうどビデオを撮ってくれる
病院のことが載りはじめた頃でしたね。
カラーで撮れる!みたいな特集がありましたよ。
へそのをを切らせてくれる病院もあるみたいだし
サービスもいろいろつけないと、少子化の時代
産婦人科も大変なんでしょうねぇ・・・。
そうそう、イタリアに行った友人から無事に
生まれました、とメールがきました。
よかったよかった。
「みっちゃん
連絡遅れてごめんね。我が家の長男は6月16日に、
予定日より一週間早く生まれました。胎盤が剥がれかけていて、
酸素呼吸をあまりできていなかったようなので、緊急に
帝王切開をして生まれました。いやぁ、自然分娩できると
思っていたばかりに、ちょっとショックでした。
最近ようやっと落ち着いてきたので、メールしてみました。
みっちゃんの方の新居での生活はどうですか?
暇なときにでもメールください。」
とまぁ、こんな感じで・・・。
帝王出産だろうと、なんだろうと、無事でよかったです。
はい。
育児体験も送ってくださいねー。
では、続き行きましょう!
第34話
お休みに入ってからというもの、よく歩いていました。
そんでもって、家にいる時は
ベビー用品のカタログ・サンプル請求の葉書を書きまくり。
その後、葉書をポストに出しにまた歩く。
歩く。
歩く。
とことん歩く。
友達に手紙を書く。
手紙をポストに出しに歩く。
歩く。
歩く。
本を買いにコンビニへ。
歩く。
歩く。
歩く・・・。
ほんっとーに、よく歩きました。
なーんにもないこの町にやっとスーパーが建つことになって、
急ピッチで工事が進められています。
出来上がれば、やっと車で買い出しにいかなくて済むのです。
そんな工事現場を覗いたり、分譲住宅を覗いたりと
のどかなこの町を、とことん歩きました。
これだけ歩いたのだから・・・。
が、しかーし・・・。
体重はいっこうに減る気配なし。
うぅぅぅぅぅ。
か・哀しい。
歩かなかったらどうなっているのだろう。
・・・・考えるだけでも恐ろしい。
月末、瑞穂はパパと野球観戦に行きました。
もちろん阪神ファンの旦那だから阪神戦です。
もういや!行かない!!
と言うだろうとおもいきや
「またいきた〜い。」
と、帰ってきて嬉しそうに話していました。
なんでも最初は海で遊んで、その後球場にいったそうな。
阪神の子供用ハッピを着て小さい応援バッドで
応援する姿は、廻りの阪神ファンを喜ばせたらしいです。
まったく・・・。
本人は楽しかったらしいから、ま、いっか。
夕食はカレー。
楽しく食べました。
調子にのってちょっと食べ過ぎたかも。
やば・・・。
減ってないのに〜・・・・。
明日から6月。
夢の5月生まれは無理だったけど
予定日の月になります。
さてさて、いつ出てくるかなぁ・・・。
真剣に名前も考えなきゃなぁ・・・。
続く
第35話
6月です。
いいお天気の朝。
本日より衣替え。
おとといより出掛けていたお義母さんは帰宅。
明日NHKの歌謡コンサートを見に行くため。
いいなぁ、お出かけ。
私はさすがにもう無理だモンなぁ・・・。
私はというと、赤ちゃんの名前の本とにらめっこ。
私のもっていた本は、いい画数を大吉から凶という形で
表していました。
男の子だったら、基本的に名前は変わらないはず。
だから、なるべくなら大吉になる画数でと考えていました。
「上田 倭」
あと3画あれば大吉になるのに〜。。。。
そんな中、TVが先月産まれた安室奈美恵さんの
赤ちゃんの名前が決定したことを伝えていました。
「温大」−はると−
ふと、画面をみながら思う。
「大」って3画だ・・・。
これだ!
そしてなにげに持っていた本の「や」のつく名前にあったのは
「大倭」−やまと−。
なんで今まで本に載ってるのに気づかなかったかなぁ…。
大ボケだ。
これだ!
男の子だったらこれ!!!
絶対これ!!!!!!
決まり!!!!!!!
早速、夜、パパに話す。
「えぇ?倭でいいじゃん。」
あんまりいい反応をパパはしなかった。
「でも3画たせば大吉なんだよ。大きい日本でいいじゃん。」
「悪くないけどさぁ・・・。」
「大倭か、倭大で、とにかく読み方はやまと。駄目?」
「・・・かんがえとく。」
「・・・女の子の名前も考えといてね?」
「・・・わかったよ。」
パパはかなり渋っていた。
私はいいと思うんだけどなぁ…。
ま、いっか。
まだ決まってないけど、
とにかくやっと納得のいく画数になったので、とりあえず一安心。
あとは女の子の名前がそこそこの画数で決まればいいなぁ・・と思う。
そこそこっていう理由は、女の子の名前は大吉にはしないつもりだったから。
だって、結婚して、画数のせいではないにしても、
うまくいかずに、戻ってくるなんて事になって、結婚前は最高の
画数なのに、結婚後は画数最悪だった、なんて事だったら
本人もいい気分ではないだろうし…。
やっぱり結婚して「大吉」になって欲しいし。
うん。そういう事で。
女の子は「倭子」が上がる。
人名漢字なのでなんと読んでもいいので、
ねねとか、ねこ、やこ、やすこ等々・・・。
でも一発じゃ絶対に読めない。
なんとなく、女の子は一発で読める名前にしたかった。
親しみやすい感じで。
う〜ん。それでいて、日本に関連した名前。
ううん、難しい。
そしてパパにはもう一つこだわりたい事があった。
−「み」をつけたい−
なぜだか、上田家の女性陣は「み」がついた名前だった。
ふ「み」か、「み」つこ、「み」どり、ひろ「み」、
「み」ずほ、等々・・・。
だから「美倭」−みや−というのも候補にあった。
なんかきつそうでちょっと引いていた私だった。
実はパパもそうだよなぁ・・・と引いていた。
いっそのことひらがなにしてしまえば?
という意見も出たりしていた。
う〜ん。
ひらがなかぁ…。
予定日3週間をきって、名前にバトルが
繰り広げられる上田家でありました。
これもそれも、ちびチャン!
あなたがエコーの時隠してるからよ!
もう!!!
続く
**************************
週末は瑞穂の「お泊まり保育」でした。
最近は物騒なので、毎年恒例の夜のお散歩は中止で
夜の保育園探検が行われる予定になったのですが・・・。
その際、親からの手紙を見つける!というイベントが
含まれる事になったのです。
なんかホームシックになっちゃう子も出て来るんでは?
という気もしないでもないのですが(瑞穂は平気だと思うんだけど)
その手紙を親が書かなきゃいけないんです。
なんて書こう・・・。
楽しくやってますかー?とか?
明日はお迎えにいくからねー?とか???
う〜んって悩んでいたら、パパが・・・。
「大きく『あたり!!』って書け!」
・・・。
その時の私の顔、想像つきます?
この人は何を言ってるんだろう・・・??って顔。
「何してるんだよ、早く書けよ。」
「あたり・・・って?」
「あたり!って書いてあったら嬉しいって。」
「嬉しいかもしれないけど。。。」
「いいから書けって。」
「・・・。」
そういわれて書いちゃう私も私なんだけど(笑)。
あたりって書きながら、顔がにやけてきて
笑いがこみ上げてしまいました。
2枚目に、『みずほ、よくおてがみみつけたね、あたりー』って
書き出したら、やっぱりパパに止められました。
「駄目だよ、『あたり』にはふれないで普通に書くんだよ。」
「えぇ?そうなの??」
「そうだよ、それにはふれないとこがいいんだよ。」
「そうなの?ふ〜ん。」
で、結局2枚目を書き直して、普通に書きました。
『あした、たのしかったはなしをきかせてね。』
ってなかんじで。
しかし・・・。
あたりって書け!っていう人と、えぇ?と言いながらも
書いてしまうこの夫婦って、我ながら・・・なんというか・・・。
今更ながら・・・変ですねぇ・・・。
さて、そんなお泊まり保育自体はどうだったかというと・・・。
次回報告致します。
で、もう一通。
「こんばんは。
今日、会社のお姉さんからS町のSクリニックってどう?
と訊かれました。どんなところですか?
お姉さんの話だと月100人くらい赤ちゃんを取り上げてるくらい
繁盛している産科だという噂だと言っていました。」
繁盛してます。
でも繁盛しすぎて、入院してる私たちへのケアが粗雑なのも認めます。
ま、看護婦さんにもいろいろいるから、あたりはずれが有りますね。
ディズニーランドのキャストさん達みたいにみんながいい感じだったら
いいんですけどねぇ・・・。
では、第36話です。
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第36話
電話がなった。
なにげにとると、会社からだった。
「あれー?どうしたのー?旅行どうだった?」
私は元気に同僚に訪ねた。
「トラブルもあったけど楽しかったよ、今度写真見においでよ。」
「うん、行くよ。楽しかったんだ、よかったね。」
「それでさぁ・・・今日電話した理由なんだけど・・・。」
「え・・・。」
電話をきって、ぼーぜんとしてしまった。
私が入社して最初に仕事を教えてくれた人が亡くなったという知らせだった。
奥さんとまだ1歳位の息子さんを残しての
あまりにも早い人生の終わりでした。
闘病中だとは知っていたけど、治らない病気だとは
しらなかったので、ものすごくショックでした。
お腹の大きな私がお通夜にいくのもなんなので
同僚に香典を託しに久しぶりに会社に行きました。
みんなの楽しそうなグアム旅行の写真をみつつ
彼の話を少ししました。
奥さんが、彼の亡くなる数日前
お気に入りのスーツをクリーニングに出していたとか。
ムシのしらせなのかねぇ・・・とこぼしていました。
どこかで産まれる命があれば、何処かで還っていく
命もあって。。。
生き物は生まれたからには、必ず還って行くものだけど。
生き抜いて、生き抜いて、心残りがなくなってからであったなら、
どんなにいいか。
事故や、病気や、どうにもならないもので還っていく命が切ないです。
小学校の時読んだ本で、印象深い言葉が頭によみがえってきていました。
自殺−なんてばからしいこと
生きる−なんてすばらしいこと
これは白血病に冒された女の子の書いた詩の一部だったような気がします。。
「りかに命をわけて下さい」とかって題だったかな?
生きる、なんてすばらしいこと・・・。
毎日を精一杯生きなきゃ・・・。
改めて心に刻んだ出来事でした。
ご冥福をお祈り致します。
続く
こんにちは。
お泊まり保育の件で、保育園の先生からメールをもらいました。
「ところでところで。今週はいよいよお泊まり保育ですね〜
だいじょ〜ぶそうですか、み〜ちゃん??
ってゆ〜か、パパとママ!(笑)
心配して保育園のまわりを車で何度も通らないで下さいよ〜
毎年いるんですよね〜(笑)
あ〜でも楽しみ〜!キャンプファイヤ−やら花火やら!
み〜ちゃん、楽しい思い出作ってきてくれるとい〜ですね〜。
それでわそれでわ今週もあと少しガンばりましょ〜う。」
これ読んで大笑い。
そうかぁ、毎年いるのかぁ、って旦那とおおうけでした。
ちなみに今年もいました、いました。
お泊まり保育終了のお迎えの時の報告会で、
数人のお母さんが、車で園の前を何度も通っただの、
花火を子供と見にきただの。
そのたびに笑ってしまいました。
そうそう。
保育園の先生にうちは大丈夫、心配してません。
それより大倭の方が、なんで『りす組』はお泊まり保育
しないんだーとごねているんです、
とメールしたらこんな返事が来ました。
「あ、こんばんは〜。
いよいよ明日ですね〜お泊まり保育!
私はお料理のお手伝いやらキャンプファイヤ−に
参加って感じでお泊まりなしです。
ちぇっ。
あ、やまちゃんスネないで送りだしてくれるとい〜ですね。
今日、早朝で話した時は
"アマトはお家でカレ−食べるからいいんだよお。"
なんて言ってましたよ〜。かわいかった〜・
で、お父さんは何やら朝からやまちゃんと
大爆笑していておもしろかったです(笑)
それでわそれでわ、明日はがんばりま〜す。
よろしくお願いしま〜す。おやすみなさ〜い。」
アマトですか(笑)。
確かにヤマトって聞こえないですよね。
一時期はダイエットって聞こえるよ、と私の妹に言われてました。
この母にやれと言っていたのでしょうか。
そんなわけないですね(笑)。
すねないで送り出す?
無理でしたよ、大泣きでした。
夕食がカレーという理由は、お姉ちゃん達が保育園で
カレーをつくって食べると聞いたからです。
同じ物にしないと絶対喧嘩になりますからねー。
ちなみにお姉ちゃん、タマネギと人参をきったそうですが、
タマネギの時に目から涙が出てきて困ったと言ってました。
お肉が入っていないカレーだったようで
「瑞穂はお肉好きなのにぃ。」
と、ちょっと不服そうでした(笑)。
「お久しぶりです。
引越しも無事終わって、落ち着いた頃でしょうか?
私も元気に過ごしております。
さて、いつも体験記の配信ありがとうございます。「お泊り保育」の
手紙の『あたり』のお話、おもしろくて思わず声を出して笑ってまいました。
いいよねぇ〜。いいと思うんだど・・・。
子供の反応ってどうだったんだろう?
それは次回のお楽しみなんですね、ハイ楽しみにしています。
毎日とっても暑いけど、
体調を崩さぬようにお気をつけくださいませ。」
「あたり」の話ですね。
いいと思うって、嬉しいです。子供の反応は・・・。
では、しましょう。
と、その前にもう一通。
「瑞穂ちゃんお泊り保育どうだった?
うちも去年やったばっかりなのに一年は早いものですね〜。
友達とお泊りなんてワクワクするらしいわよね。
でも先生は大変だよねー。夜は暑いし、
ほとんど眠れない状態らしいよ。旦那さんが「あたり」って
書けと言うのを聞いて、昔ファミレスで
「ペットはお断りだってよ」ってみっちゃんが言われたってのを
思い出して笑ってしまったよ〜。」
「あたり」からなんて事を思い出してるんですかぁ(笑)。
ちなみに今も言われます。ま、最近は私の方が先に
「サル不可だって。」と言ってやることの方が多いですけど。
お泊まり保育は、もう楽しみで楽しみでカウントダウンしてましたよ。
毎日毎日。
で、そのたびに大倭がびーっと泣いてました。
では、お泊まり保育の続きにまいりましょう。
なんか、前置き長くて今回本題に入れなさそう・・・。
では、お泊まり保育の続きです。
☆お泊まり保育編☆(いつからこんな編が・・・)
11日水曜日に例の「あたり」の手紙を保育園に持っていき、
先生にこっそり渡しました。
そして12日の夜、就寝時のお布団の中で瑞穂から意外な言葉が出るのでした。
「ママ、キャンプファイヤーの時『火の神様』が来るんだって。」
「へぇ。凄いねぇ。」
「でね、神様の前で名前をちゃんというと、お手紙がもらえるんだって。」
− 一瞬の間 −
「え?」
(何?!キャンプファイヤーの時に?名前を言ってもらうって??)
(きいてないぞ〜!!っていうか聞いた話とちがうやんけ!!!!)
心の中はかなり動揺していましたが、とりあえず平静のふりをする私。
「名前をいうの?」
「そうだよ、うえだみずほです、ってちゃんといえるよ、私。」
「そうかぁ、じゃ大丈夫だね。」
「火の神様からの手紙はなんてかいてあるかなぁ・・・。」
「なんて書いてあるかねぇ・・・。」
この時の私、漫画だったら引きつった顔でひくひくした感じです。
想像してみて下さい。
だってー。
まさか『あたり』って書いてあるよん、とは言えませーん!!
子供が寝た後、パパにこの話をしました。
「何?!話が違うだろ?」
「そうだよねー。」
「夜、懐中電灯片手にグループで保育園探検をして、手紙を見つけるんだったろ?」
「そう聞いたよ。」
「だから、沢山の手紙の中から自分のを見つけて『あたり』なのになぁ・・・。」
「『あたり』が意味なさなくなったねぇ・・・。」
と、夫婦でがっかりしてしまったのでした(シクシクシク)。
前日の13日は、夕飯のお買い物に行ったそうです。
当日の夕食のメニューはカレーで、クラスみんなでつくるんだそうです。
夕食時に瑞穂が、どこのお店に行っただの、
何を買っただの、買い物の話を報告してくれました。
そんな報告の中で、
「最後にみんなでアイス食べたんだー。」
と瑞穂がいえば(こんな事はこっそり言って欲しかった)
「やまとも食べたかったよー。」
と、やまと大泣き。
お布団に入って、さぁ寝ましょというとき
「明日はお姉ちゃんいないからね。」
と瑞穂に言われ、
「うわ〜〜〜ん。」
とまたまたやまと大泣き。
やれやれ・・・。
明日が思いやられます。
寝る前にあと何日でお泊まりだーって瑞穂が言えば、
やまとが大泣き、ってのがここんとこ続いてて、いい加減うんざりです。
当日の朝。
大倭が目覚めた最初に言った言葉。
「今日お姉ちゃん、保育園に連れていかないでね。」
「そんなの無理だよ。」
「大倭が行けないなら、行っちゃ駄目!!!」
そんなこんなで、昼食後、14:00集合なので出発です。
大倭はなんとか、落ちついて出発を見送る事で納得したんだけど、
車が動き出し、お姉ちゃんが手を振っている姿が見えなくなった途端に
「うわ〜〜〜〜ん、やまとも〜〜、おとまりする〜」
と大泣き・・・。
「おねえちゃ〜ん、いかないでよ〜。好きだからぁ〜・・・・。」
・・・。
なんとかなだめてやっとこさお昼寝させて・・・。
正直、親の方がグッタリ。
唯一の楽しみだった「あたり」の手紙も期待はずれだったし。
ため息でます。
出発後の家はこんな感じだったのですが、
車の中でもこんな事があったそうで・・・。
うちの車はワゴン車なのですが、今現在、
助手席に瑞穂がジュニアシートで座っています。
で、大倭は運転席の後ろにチャイルドシートで座っています。
出発してまもなく、瑞穂はいつも後ろにいる大倭に向かって話しかけたんだそうです。
でも、返事がないので後部座席を振り向き
「あ、そっか、いないんだ・・・。」
と、それがとても寂しそうだったんだよー、とパパ。
いつもいるから、つい、ってこういうの寂しさ増しますよねぇ・・・。
さて・・・。
一方大倭の方は、夜、お姉ちゃんのいない寂しさを
埋めるかのようにビデオを見まくり、踊っていました。
騒いでいないと静かすぎていや、とでもいうかのように。
そしてそろそろ寝ようね、とパジャマに着替える時に
「あ、お姉ちゃんのお迎えは?」
と、はじめてお姉ちゃんの話を聞いたのでした。
「お姉ちゃんのお迎えは明日ね。」
「やまとも行きたかったなぁ・・・。」
今度は大泣きにならなかったのでちょっと安心でした。
お布団はお姉ちゃんの分もひいてあったので
3人でゆっくりと寝ました。
6帖間をはじからはじまで転がりまくる瑞穂がいないと、
なんてぐっすり眠れることでしょう(笑)。
ちょっと瑞穂の隣に寝た子が心配になったりしました。
翌日、朝9時30分より報告会でした。
その前に草取りがあったのですが、その時今回のお泊まり保育に「泊まり」で参加した
大倭の担任の先生が一言。
「瑞穂ちゃん、寝相いいんですねぇ。朝は別の布団で寝てましたよ(笑)。」
「先生、隣だったの?!」
「隣というか、近くで・・・。」
「それはご愁傷様でした。うちはゆっくり寝られました(笑)。」
そして報告会。
先生が子供に楽しかった事を聞き、
親に家の様子等を聞く、という形ではじまりました。
「お料理」
「花火」
楽しかった事が言われていく中
「なんにも楽しくなかったよー。」
と言う子も(笑)。
大爆笑でした。
親が見にきて、車をのろのろ運転で園の前を通ったという人も何人か。
中には子供がそれに気づいてしまい、いきなり甘ったれになってしまって
「せんせー、ぶつけたここ痛くなっちゃったよー。」
と、お腹を押さえて訴えてきたとか。
「じゃ、シップ貼って奥で休もう!」
と、先生にシップを貼ってもらって休んだとか。
しばらくして、その子はてくてく歩いてきて
「せんせー、もう痛くないよ。シップが痛いの取ってくれたみたい。」
「じゃ、このシップ捨てちゃえば大丈夫だね!」
とシップをゴミ箱に捨てたとか。そんな話で盛り上がりました。
さて、会も終わりに近づき、先生が例の「火の神様」の話を始めました。
それによると・・・。
キャンプファイヤーで火の神様が登場して火をつけてくれたんだそうです。
で、例の「あたり」はどうなったかというと……。
グループで懐中電灯一つをもって保育園探検をしていると、
暗闇の中に火の神様が立っていて、そこで名前を聞かれ
お手紙をもらったとのことでした。
「暗闇なので、数人は泣いて帰ってくるかと思っていたんですけど、
みんな平気でした。」
と、先生。
なにはともあれ、楽しいお泊まり保育だったようです。
帰り道、車の中でお手紙を大事そうに瑞穂が抱いているのを見ました。
おや?と思い、聞きました。
「それなーに?」
「火の神様がくれた手紙だよ。」
「なんて書いてあった?」
(内心ちょっとドキドキ)
「うーんとねぇ、『あたり』。」
あたり、といったとき、瑞穂はうれしそうに笑いました。
その笑顔をみたら、よかったね、と思っちゃいました。
多少期待はずれだったけど、いいんだ、君がうれしいなら。
「もういっこはいっぱい書いてあるよ。」
(2枚目の事ですね)
「そう?後でママにお話聞かせてね。」
「うん。」
車がひた走る中、ふと思いだして瑞穂に聞きました。
暗闇嫌いな瑞穂が、友達が一緒にいるにしても、
なんで泣かずにいられたのかなぁ?と思って。
「そうそう、暗闇の中に神様いたんでしょ。怖くなかったの?」
「うん。」
「瑞穂、暗いの嫌いじゃない?」
「大人がいたから大丈夫だよ。」
「大人?」
「だって火の神様、園長先生だったんだもん。」
「…あ、っそ。」
ちゃんちゃん。
そんなこんなのお泊まり保育でした。
長くなったので、今回はこれでおしまいにしましょう。
次回、本編まいります。よろしくね。
続く
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第36話にのせた「りかに命をわけてください」という本の事ですが、
なんとな〜く、インターネットで検索したら、ありました!!
学校の道徳で使われているそうです。
いやぁ・・・。15年以上も前のものですが、
今でもしっかりあるんだなぁ・・・と少し感動しました。
それとも中身がかなりいいものなんでしょうか??
小学生の私が読んでいた物だから内容はよく覚えていません。
実家を探したらでてくるなぁ??
で、メールが一通。
「お泊まり保育って面白いね。
本当に時代が違うんだね。そんな事したことないよ。あたしも。
小学校の林間とかは行ったけどさ。
しかしお子さまは夢があっていいなあ。
読んでるとわくわくしちゃうね。かわいらしくって。
たくさんの希望があってすがすがしいというか。愛おしいなあ。
子供育てるって事ってどきどきするけど、
せっかく子供産めるのだから、育てるって仕事してみたいよなあ。
このまま歳とっていくのかしら。。まあそれもいいんだけどね。。。。
寂しくなってきちゃったよ。
と言う事で出産体験記も楽しく読ませて頂いてます。
これからも楽しませてください。
そういえば。。今年の夏は恐い話しシリーズはないの?
。。早いねえ。。もう一年間たったんだねえ。
頑張ってるよねえ。台本も頑張ってね。ではでは。またね。」
きてしまいました、このつっこみ。
不思議体験記のことですよね。
わかりました、始めます。ってことで、いいですか?
第一話の配信は来週水曜日の予定です。そう!
8月1日です。こちらと一緒によろしくね。
では37話です。
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第37話
6月6日(土)雨のち曇り。
♪6月6日に雨ザーザー降ってきて・・・。
寒いです。
そのせいかお腹が張ります。
今日生まれたらダミアン・・・なんて思ったりして。
パパが瑞穂のために青のロディを買ってきました。
これは保育園にあったおもちゃで、
馬の形してまして空気を入れてパンパンにすると、
子供がまたがって飛び跳ねながら遊べるというもの。
黄色や赤もあったんだけど、青がいい!!という瑞穂たっての希望で
わざわざ店になかったものを注文したのでした。
保育園には色とりどりであったんだけどね。
なんでそんなおもちゃを買ったかというと。。。
子供が生まれたら、瑞穂は一旦保育園を退園することに
なったからなのです。
だって、今年の瑞穂の保育園料金高くって。
(保育園料は前年の両親の所得に応じて決まります)
産休で収入ないのに、とてもじゃないけど払えないので。
そんでもって、私が定時出勤のあとはパパが
お迎えをしていたわけで・・・。
瑞穂が保育園でロディで遊ぶのをみて、
「あれはいい!面白そうだ!」と、パパの方が夢中。
私はずーっとそれで遊ぶ姿をみていたので
何をいまさら。。。。とい感じだったのですが。
パパは、保育園大好き瑞穂を休ませて、
更に赤ちゃんが生まれて、しばらくは外には早々
いけないんだから、家の中で遊べるおもちゃを買ってやるんだ!
と、購入が決定したのでした。
大喜びの瑞穂。
よかったね。
まして、今日は雨だったので早速家の中で飛び跳ねていました。
HPにはロディの写真載せましょう。 パパ、よろしく
現在、体重が+7キロ状態。
う〜ん、困ったなぁ・・・。
へらないかなぁ・・・。
いっそのこと、ロディにのって跳ねたら、少しは痩せるかしら???
な〜んて思ったりする私でした。
続く
第38話
6月7日日曜日。
朝、寒いせいかお腹が張る。
さらしをまいて、冬のジャージをはいて、やっと落ち着きました。
それでも午後の散歩に出掛けると、少し痛みます。
ちびちゃん、一体いつでてくるかなぁ??
夕べ食べ過ぎたつもりはないんだけど、口内炎ができてしまって痛い…。
にもかかわらず体重は1キロ落ちていてラッキー♪
これで+6キロ。
あと1キロなんとか落ちないかなぁ???
満月のあたりは出産が多いとか…。
満月まであと3日。
前後、もしくは、満月の当日に生まれるかしら???
大倭か、倭々か…。
ま、元気に産まれてくればいいや。
大倭、倭大…?
男の子の名前の漢字はまだ未定のまま…。
6月8日月曜日。
久しぶりに暖かい日でした。
食事して3時間から4時間すると、胃が痛む。
何かを口にしないと落ち着かない。
やばい、まずい、と思いながら口に入れていました。
体重は当然増加(泣)。
毎日散歩と家の掃除だけの日々。
誰からも手紙とかこないし…。
カタログとかも全然こない。
ま、出すのも遅かったんだけど。
つまんな〜い。
早く赤ちゃんでてこないかなぁ??
眠気も出てきていて、胃が痛いのと、両方で、眠たい、
でも胃がいたくて眠れない、という辛い一日でありました。
6月11日木曜日晴れ。
本日検診日。
「むくみがでているねぇ…。」
と先生。
体重増加もチェックされ、塩分、カロリー制限と言われました。
「あのー…。」
「はい?」
「立ち会い出産希望なんですけど…。」
「はい、希望ですね。希望に添えない場合もありますから、
その点は頭に入れておいて下さいね。」
「はい。」
これで終わりだから、立ち会うか、とパパ。
最後まで迷っていたけど、やっと、立ち会う事に決めた。
お腹のちびは元気。ぼこぼこ動いてる。
でも下がってないと言われる。
「破水してはじめて降りる人もいるし、なんか二人目の方が降りてこない人多いねぇ。」
とのこと、。
ふ〜ん。
とにかくマメに身体動かして、体重増えない様にしなきゃ…。
そうそう。お義父さんの退院が決まりました。
6月13日土曜日とのこと。
パパは迎えに行くので、出産とかち合わなきゃいいなぁ…と思う私でした。
次回検診日は予定日の前日6月16日。
それまでに体重少しでも落とそうっと。
続く
感想メールです。
「お盆休みは秋田に行って来たんだね、秋田はどんな所ですか?
瑞穂ちゃんの歯が抜けたんだぁ。抜ける前って落ち着かないみたいで
どれぐらい揺れて抜けそうなのか毎回うるさいぐらいに見せてくれる
んだよねー。永久歯になったら虫歯に注意しなくちゃね〜
法事はどなたのがあったの?家も来月旦那のおじいちゃんの
一周忌があるんだ。久しぶりに向こうの親戚に会うから疲れそう。
夏休みもあとわずかなのに、あとちょっと宿題が残ってます。
今学校のプールに行ったんだけど、帰ったらまたやらせなくちゃ。
それじゃまたね〜。」
そうです。
秋田に行きました。
どんな所と言われても・・・。
難しいです。
しいていえば、道路わきにカブトムシが死んでたりするって
いうのが印象的でした。こっちじゃせいぜい「せみ」ですよね。
と、メールしたところ・・・。
「カブトムシが道路で死んでるなんて面白いというか、さすがと言うか。
家のカブトムシはオス一匹になってしまいました。でも困った事に
長男が虫が嫌いで触れないし興味ないの。それで「夏休み男なら
カブトムシぐらい飼わなくちゃ」ってやってもやっぱりダメねー
私が子供の時の方がもっとワイルドに生きていたぞ〜と思う。
今じゃ虫は大嫌いなんだけどねぇ。」
というお返事が返ってきました。
はははは。
『ワイルド』ってのがいいですねぇ・・・。
では、続き参りましょうか。
そうそう。
遅くなりましたが
今回の法事は私の母方の祖母の七回忌です。
仮眠をとって、のそのそと起きだしたのは8時半。
逆に瑞穂と大倭は私と入れ替わりに9時過ぎに寝てしまう。
とにかく誰かしらが寝ていました。
そりゃそうだよねー。
寝てないんだもの。
その間、野良猫みたり、近所を歩いたり、朝風呂したりと
時間をつぶしました。
ちなみに野良猫はたくさんいました。
だっておばさん「エサ」あげてるんだもの。
今年生まれたという子猫もたくさんいました。
一体何匹いたんだろう。10匹以上はいたよなぁ・・・。
「このままじゃネコ屋敷になっちゃうな。」
と、おばさん自ら言いながらの餌付けでした(笑)。
だらだらと、みんなが完全におきたのは11時前でした。
そして、それからお墓参りに行き大森山の展望台にいって
周りの景色を一望。
帰宅後、昼食。
さっき朝ご飯たべたんじゃなかったっけ??
ってな感じで、食べ終わったのがほとんど2時近く。
そしてお坊さんがきてお経を上げて・・・。
お経も盛り上がってきた時、大倭はまた寝だすし・・・。
全く、みんなでお経あげてんのに
よく寝られるよ。
そうそう。
この法事で、みんなにお経本が配られて
声を合わせてお経をあげる、という事が
行われました。
なんか良かったです。
私は眠たいよーと言い出した大倭抱えていて
お経の本がもてなくてできなかったけど。
そして慌しく今夜の宿に移動です。
「ほら早く荷物さまとめてよ。」
せかされて、バタバタと荷物を積み込みます。
秋田の厚生年金センターとかってとこで
バスがきてくれてるんだって。
更にバスに乗ってビックリ。
4時から食事とかっていうし。
「4時??!6時じゃなくて??」
「そうだって、4時だってよ。」
「お腹すいてないよ。」
「私もだよ。」
みんなほんとかよー??という感じで移動。
ついた後、部屋に通って座ったのが3時45分。
ほんとに4時からだというのでお風呂にも入れず
着替えてそそくさと移動。
お坊さんがセンターに座って会食です。
ちなみにお坊さんは、こんな法事は初めてなので
是非、ご一緒したいと言ったとか。
なかなか面白いお坊さんだ。
しかし・・・。
昼食食べたの1時過ぎなのに・・・。
4時で・・・。
はっきりいって、フォアグラ状態。
別メールで「ダイエット」ってのをやってるんだけど
この旅行後がむちゃくちゃ心配になりました。
心配は現実を帯びて今の私をくるしめています(T_T)。
ほんと、困ったなぁ・・・。
お休み中の上田家、まだ続きます。
ここのところ体調不良でどうにもなりませんでした。
正直笑い事ではないくらい絶不調って感じ。
家には家族4人の他に病原菌が一緒に住んでるようです。
特に先々週・・・。
月曜のめまいから始まって、金曜より咳が出始め、土曜の昼から声がかすれ、
夜には全くでなくなりました。
日曜も月曜も咳がひどく、話になりません。
会社がお休みでよかったです。
とはいえ火曜は出勤で、何が辛いって電話応対が一番辛かった。
ところどころ、声がでない〜(泣)。
なんか5月半ばから、体調いい!という日々は
8月後半の2週間のみ、という私。
困ったもんです。
まだかすれ声ですが、やっと普通に話せるようになったばかり。
皆様もお気をつけて。
では、39話です。
第39話
6月13日(土曜)曇りのち雨。
今日はお義父さんが退院です。
瑞穂は「おじいちゃんとこ行くー!」と喜び勇んで車に乗り込みました。
私は、というと当然お留守番。
唯一心配なのは産気づくこと。
自分でタクシー呼んで、荷物まとめていかなきゃ行けません。
ま、平気だろう、とばかりに掃除洗濯をすませ車をとばし買い物へ。
お昼は適当にある物で済ませ、みんなの帰宅を待ちました。
みんなは2時前に帰宅。
瑞穂は車の中でお昼寝したとかで元気一杯でした。
病院の話やらで盛り上がっているところに友人より電話。
5月に引っ越ししたんだよーとのこと。
新築住宅を買ったとか。
凄いなぁ・・・。
とはいえ、もしかしたらうちも今頃は買っていたかもしれなかった訳で・・・。
おじいちゃんは退院してきても瑞穂に会えなかったかもしれなかった訳で・・・。
今日のこの日をここで迎えられてよかったなぁ・・・と
おじいちゃんはきっと思ってるんだろうなぁ・・・なんて
改めて思ったりするのでした。
千本松牧場でシュークリームのおみやげを買ってきてくれて
ついつい食べてしまう私(泣)。
今日はまだ散歩に行っていないので歩くかぁ・・・と
いえば、「瑞穂も!」とパパと三人で歩くことに。
瑞穂と一緒じゃ、最後は必ず抱っこ〜になっちゃうから
パパは絶対一緒じゃないと大変です。
ちなみに今日は赤ちゃん静かです。
30分位だけど、ゆっくり歩いたけど、それにしても
お腹も張らないし、???という感じでした。
そういや今日は買い物行ってても静かだったなぁ。
散歩後、瑞穂が食べる食べる。
かっぱえびせん、バナナ、ゼリーと食べ続け。
「お昼何食べたの?」
と聞けば、あんまり食べなかったんだよ、との返事。
5時に食べ終わり、『おかあさんといっしょ』を見始めました。
私はといえば夕食の下ごしらえはほぼ済んでいたので
日記を書いてぽ〜っとしていました。
まぁ幸せという感じですねぇ・・・。
夕食後、片づけ始めようかなぁ・・・と思ったその時
腰とお腹に痛みが走りました。
時間を見たくても後ろの時計を振り向けない位に痛い。
陣痛・・・?!
一通り痛みが治まって後ろの時計は6:42分。
ふーっと、一息いれて、片付けをはじめるとまた痛み。
次の痛みが襲ってきたのは6:55分。
え????
10分おき?
暖かいものが落ちる感覚があって、トイレに駆け込むと
『おしるし』。
本格的な陣痛開始らしい。
うわぉ!
一人目と違って、しっかり『痛み』がある
二人目の陣痛開始でした。
続く
ずーっと困ったことに体調がよくありません。
この間、とうとう親になきついてしまいました。
瑞穂いわく
「私や大倭が具合悪くておばあちゃんがくる事あったけど
ママが悪くて来るのは初めてだね。」
全く、困ったもんで・・・。
なんとかめまいから脱出したものの
またまた怪しいので、医者にいかねば・・・と
思っている今日この頃です。
とにもかくにも『めまい』がひどかったので
パソコンに向か気力がありませんでした。
大変遅れましたが、第40話です。
この調子だと来週も怪しいですが
こなかったら『あぁ、まだ復活してないんだな』位に思っていてください。
ではでは。
第40話
「陣痛はじまったみたい。」
みんなに宣言をして、洗い物をしてしまい
とっととお風呂に入った。
お風呂に入ると、陣痛は
きてるのか?
消えた?という感じ。
でもあがったのち、7時50分。
8時12分。
8時22分。
8時32分・・・と続く。
一応この段階で病院に電話。
「もう少し強くなるようでしたら電話ください。」
との返事。
ま、とりあえず瑞穂を寝かさなきゃ・・・。
と、うんうん10分ごとに痛みと戦いながら
瑞穂を寝かしつける。
「ママ、生まれるの?」
「まだだよ〜ん。明日かな?」
「明日かぁ・・・。」
などと会話したりして。
瑞穂が寝たのち、ちまちまと部屋やらなにやら
片付けをはじめる。
その間も10分おきにくる痛み。
「ひっひっふー。」
ふっふっふっふ。(高笑い)
今回は完璧。
前回陣痛で情けないほど苦しかったのでマスターしました、呼吸法。
しかし・・・。
うぅむ。ほんとに役立つんですねぇ・・・。
痛みを逃せます。
やっぱり、前回の呼吸法はぶっつけ本番だったし
へんてこりんだったのねぇ・・・などと、思ったりして。
ははは。
10時を過ぎると、痛みが増してきます。
痛みの時は立っていられなくなりました。
とりあえず、二人目だし・・・。
早くでてくるかな?
な〜んて思って病院に再び電話。
「来て下さい。」
との事。
パパを起こして瑞穂をおばあちゃんの布団に連れて行って
よろしくお願いいたします、と挨拶ののち、出発です。
外は雨。
車に乗り込みながら、あと数時間後にはご対面かぁ・・・
などと悠長に構える私がいたのでした。
続く