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第四十一話

妊娠して、いろいろ身体の調子が変わりました。

その1  つわり
その2  食の好みが変わる
その3  お腹が大きくなる
その4  胸も大きくなる
その5  お腹と胸がかゆくなる
その6  異常な眠気
その7  手がドラえもん

そしてこの頃、また気が付いた事がありました。
お腹の毛が、濃くなってる。
体毛っていうの?産毛っていうの?
とにかくそれが、お腹で巻くくらい濃くはえてきたの。
そしてもう一つ。むだ毛が生えてこない。

顔にしても、1ヶ月位そらなくても平気。
眉毛も、こころなしか薄くなった感じ。
なぜ???

みんな「お腹」にいってしまったんだろうか。
?????
謎である。
で、謎は解明しないと気が済まない私は、
またまた「バルーン」をよみまくり、見つけました。
なぜかは、載ってなかったけど、お腹の毛が濃くなり、
むだ毛が薄くなる・なくなる・等のことが載っていました。
おおっ、これだ、と、早速スクラップ。
旦那に話すと

「そのうち、カバから熊になるんじゃないの?」

という。
まったく、むかつく旦那である。
相変わらずのお義母さん。
今のままではまずい、少しでも気持ちを変えよう!と、
くだらない事に気づいては、お腹のちびと遊ぶことをはじめた。
ともあれ、またまた身体が少し変わり、もうすぐ9ヶ月(36週)。
ドキドキの臨月が近づいて来ていたのでした。

                    続く                
                  




第四十二話

洋服の上からも、お腹が動くのがわかるようになってきた。
おもしろいよ、というと、同僚達はさわらせて、という。
が、お腹のちびは、人がさわるとわかるのか、ピタっと動かなくなる。
まったく、困ったちびである。しかし、よく動く。
友人から、お風呂でお腹がぐーっと押されたので、何かと思い見たら、
手の指だったよ、という話を聞いた。
私は皮下脂肪が多いから(笑)それは無理だろう・・・
と思いつつ、ちょっと期待したりしていた。
そして、この頃のお風呂場は、乳首のマッサージ場だった。
母乳を出すつもりでいたので、毎日必死でした。
なんせ、同居のお義母さんには

「私は母乳で育てたし、子供にも母乳が一番。」

といわれ、あたかも母乳以外は駄目、
ともとれるような発言をされていたからでした。
もともと、母乳が出るなら、それに越したことはない、
位の気持ちだったのが、もう「負けるものか」状態。
確か痛い位引っぱられた、という記憶で、毎日せっせと頑張っていました。
臨月にはいると控えた方がいい、というので、今しかないっ!
という感じでした。
ちなみに、なんで臨月は危険かというと、
乳首への刺激は、子宮収縮を促すんだそうで・・・
子宮収縮=赤ちゃん苦しい=早産を引き起こす
ということらしいです。
母乳がよく出る人は、28週(7ヶ月)位から、
マッサージすると出るようになるらしいよ、
などという知識があったものだから、
全然出ない私は駄目なのかなぁ・・・
と、ちょっと落ち込んだりもしました。

そんなある日、お風呂にて、お腹が「ぼこ」と動いた。
ぼこ?
お腹をみてびっくり。

「足だ・・・・」

どうみてもかかと。
右のお腹から、グニっと突き出てる。
おもしろいので押してみた。
また、蹴り返してくる。おおっ?
今度は反対から蹴ってくる。
お・おもしろい。
お風呂からあがり、旦那の話すと

「ずるいなぁ。おまえだけ遊んで。」

といわれた。それを聞いて、あ・そぅ。という感じだった。
以前ならそこで、いいだろう、楽しかったんだぞ〜位のことは
言うのだが、なんだか言いたくなかった。
楽しくない家の中で、楽しい事を探してる気持ちなんか、
あんたにはわかるまい。ふん。

旦那に対する気持ちが、本当にさめているのがわかる。
お腹の方は大きく・・・・着実に大きくなっているのに・・・。
旦那に対しては・・・と実感した日だった。

                    続く







                                  
♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯
四十三でもまだ8ヶ月。だらだらと、私生活のことを、打ってる
からなんだけど。この後起きる出来事の複線として、私の精神状態が、
少々尋常でなかった、と言いたかっただけで、この後はあまり、
家のごたごたは打ちません。打ったところで気分は悪くなるし、
読んでる方もいい気分ではないだろうし・・・。
では本題に入りましょう。
♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯

第四十三話

月日はとんで、2月の22日。水曜日 晴れ。
本日は32週(8ヶ月)最終日。
19日土曜日に検診に行き、むくみを確認され、
塩分制限して下さい、と注意を受ける。
体重は増えていて+2.5キロ。
むくんでるからよけいだ。
でも、3日たった今日は、元気一杯。
支社で研修があるので、午前中であがり、みんなで支社へ。

が、しかし・・・・

講師がこなくて、待ちぼうけをくらった。困ったもんだ。
あの時の講師は、一体どうしていたんだろう。
今でも気になる。

しかし、この頃はまめに日記を書いていてくれるおかげで、
天気までよくわかる。

明日からは33週(9ヶ月)。
会社もあと10日ありません。産休まで秒読みです。
マニュアルづくりに、スパートがかかる上田さんでした。


                      続く









                                 
第四十四話

33週(9ヶ月)を過ぎて、一段とお腹が大きくなってきました。
今、仮に生まれてしまっても、なんとか生きていける大きさに
なりつつあります。
大体1000グラムあれば、今の医療技術なら、生きていけるんだって。
ただし、1000グラム未満だと、3才まで生きられる確率は、
少ないらしいけど。とにかく、1000グラムは超えたのだから、
ひとまず安心、というところ。
なにせ、電車、バス、乗り換え時がこわかった。
T駅階段は半端じゃない混み方だったから。

このまま無事に、仕事を終えられたらいいなぁ・・・。
と思いつつ、ついに一回も、電車・バスで、
席を譲ってもらえなかったなぁ・・・と哀しくもなる。
友人もHPでいっていた。一度も譲ってもらえなかった、と。

妊婦が、電車やバスで、足場に力を入れる、という状態は絶対良くない。
席さえ譲れない。こんな社会だから、子供は増えないんだ。
電車やバスがこわかったら乗らなきゃいいじゃん、とか
子供なんかつくるからだよ、という意見もある。
子供を産んで、子孫を残して・・・は、大昔から繰り返し行われてきた
生物の行為。
それの何処がいけないのだろう。

全く、妊娠して、いかに日本という国が、手際が悪いかよくわかる。
性教育にしても、老人問題にしても、少年犯罪にしても、
ストーカー問題にしても、ハッカーにしても。
全てが後手後手である。

と、こんなところで政治を愚痴っていても仕方がない。
話をもどしましょう。

そんなこんなで33週。
一段と大きくなったお腹をみて、少し不安になる。
「妊娠線」である。
今のところ、出没してはいないのだけど、でてくるのかなぁ・・・。
そして期待も一つ。
おへそなくなるかなぁ・・・・って。
友人はしっかり、おへそがなくなり(皮膚がのびて)
妊娠線もスイカの模様のように出た、と威張って言っていた。
まぁ、その友人は痩せていたから、限界まで達するのが早かったんだろう。
私の場合、おへそはずっとありそうだなぁ・・・
とお腹を見ながら、しみじみ思うのでした。


                          続く








                          
第四十五話

同居するなら、どういう点に気をつければいいの?
という質問が来ました。
私の意見でよければ、ここに載せさせていただきます。

絶対にしなきゃいけない同居(5年以内にはとか)なら、
結婚と同時に、した方がいいと思います。理由は、結婚生活を
二人で作り上げる前に、ということです。最初から同居していれば、
それが「結婚生活」という形で認識されます。二人で2〜3年、
気ままに暮らした後に同居、ではかなり、きついはずです。
朝起きる時間から絶対違うし、食事の内容も違います。
でも最初からそうだったら、あのころはよかった等の、
後ろ向きな考えは出てきませんからね。
独身の時はよかった、はあるかもしれないけど。

で、やっぱり駄目だったら、別れるなり、
旦那と二人ではじめるなりすればいいわけです。

子供ができたから同居。
こんなはずじゃなかった。
かといって子供もいて離婚は・・・・なんてよく聞く話です。
二人でやっていきたいなら、とことんまで二人で生活すべきです。
親にも基本的に頼らず、親も基本的に子供に頼らず・・・・
ぎりぎりのところで、お互いを支えあえればいいんですけどね。
なかなかうまくいかないようです。

でもさ、5年違ったって、考え方違うのに「20年」位違うんだよ。
ものの見方から、何から何まで、一緒の方がこわいでしょ?

なんて、またまた出産体験記から、はなれてしましました。

しかし・・・
子連れ離婚はまだいないけど、ここんとこ毎年年賀状に
「戻りました」だの「独身だ−」なんていうのが1枚は
入っていて、「うっ」と自分の離婚願望に火をつけられ、
一ヶ月位はもんもんとしてしまいます。
お義父さんもお義母さんも嫌いじゃないけどさ・・・・
縁をきるなら離婚しかないんだもの。
別居したって親はずっと親なんだもの。
別居して、気まずくなってまで、つきあっていくのは嫌なんだもの。
と、またまた暗い話題だ。
いいや、今回は暗い話題。きまりっ!

しかし世の中不思議なのは、姑ともめてるのに旦那と「離婚」
という結果になることの「多さ」だよね。不思議ではないか。
旦那と離婚すれば、「赤の他人」に戻れるもんね。
「離婚」までいかなくても、この問題は確実に、夫婦の間に
亀裂入るからなぁ・・・・。
実際、昔ほどの愛情はないよ、とはっきりいう友人が二人はいるし、
やっぱりその原因は、お姑さんがらみだし。
事実うちもそうだし。

うちのお義母さんの台詞で

「かけた茶碗(夫婦とか人間関係)は戻らないんだよ。
 一度かけたら終わりなんだ。」

というのがあります。
でも私たち夫婦は、なんとかやってる。
確実に一度はかけた。
でもなんとかやってる。
今じゃ、二人目も生まれた。
かけたはずの茶碗(夫婦)でも、何とかやっていける。
以前のような「愛情」はないけどね。

かけた茶碗は接げるよね。
昔から、かけたものをついで、それで名品といわれる茶碗、
あるじゃない?形は少し変わってしまったかもしれないけど、
茶碗(夫婦)として使えるわけさ。
なんて私は思ってる。
そうやって年をとって、笑えるようになるのかもしれない。
今がどんなに辛くても。
そうでなきゃ、昔の日本人はやっていけないよね。
恋愛結婚はふしだらの時代だし、親の決めた相手と
ずっと添い遂げるんだから。
で、ちなみに私。
4年たって、同居もそんなに辛くなくなった。
だから、こんな所に家の事も書ける。
今もあんな状態だったら、とても書けない。
でもこうなるまでは大変だった。
どなりあいの喧嘩もしたしね。今も時々するけど。
こうやって家族になっていくんだ、と今は思える。
あれは「通過儀礼」だったんだって。

でもあの時は辛かった。
だって誰にも相談できないんだもの。
相談して、「解決」出来る事じゃないって、自分で知ってる。
本当に辛いときって、誰にもいえない。自分の気持ちで、
どうしたいか決めない限り、誰に何を言っても無駄って知ってる。

友人に愚痴ってすっきりしたところで、家に帰れば別なことで
皮肉を言われる。出るか、そんな中でもやっていくか、
この二つしかないんだもの。
この中でやっていく、と決めたら、何とか「家族」で
改善しなければ、どうにもならない。

ほんと。
辛かった。
今も時々嫌になるけどさ。
ま、いっか、でなんとかやってる。

あとは「芝居」に復帰できるなら申し分ない。
来年4月1日から、劇団は動き出す。台本書かなきゃ。
家にパソコンも来たことだし。
さてさて、来年はどうなっている事やら。

では次回はちゃんと体験記しましょう。

                   続く




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
昨日は節分でしたね。みなさん、豆まきはしましたか?
今日から暦の上では春ですか・・・・。
寒いですね、春なのに。まぁ、お日様は長くなりましたよね。
最近は、保育園に迎えに行く時間でもまだ明るいですから、
大きい子供達は外で遊んでいます。ちょっと前までは
(12月〜1月頃)真っ暗でしたから、みんなお部屋で
遊んでいたのに。
あっという間に季節は変わってしまいますね。
そんな訳で最近の娘の台詞。

「ママ、最近お迎え早いよ。お部屋に入ってビデオみたいのに。」
「同じ時間なんだよ。」
「違うよ、明るいもん。」

4歳児には、季節の巡りがわからないようです。
そんでもって1歳児の方は、鬼のお面にびびりまくり、
半べそかいて逃げ回っていました。
保育園でも先生の鬼にびびって、大泣きしたとか。

「せんせ−、うおぉ−。」

と、両手を上にあげて訴えていました。

「怖かったの?」
「うん。」

なんとか会話になり始めた今日このごろ。この間まで
う−う−言ってだけなのに。
月日のたつのは早いです。さて、前置きが長くなりました。
体験記です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

第四十六話

平成7年3月1日。
前日からの雪が、積もっている。凍っていてこわい。
普段の私なら、雪だ!と喜ぶだけなんだが(子供と一緒)
今日の私は妊娠後期の妊婦さん。
転んでなにかあったら大変です。
何がこわいって、バスを降りるときの足場。
見えないし、道路の脇って、雪が固まってるし日陰だし・・・・
まして今日は朝礼だし、遅刻はしたくないしで、
気持ちはあせるし、もう大変でした。
でもなんとか無事に、会社に着きました。

昨日お義父さんが定年退職をしました。おつかれさまでした。
今日からずっと家にいるんですね。
うわ〜。お義母さんがまた、ブチブチ言わなきゃいいなぁ・・・
と思いながらの出社です。
8日までもう何日もありません。
マニュアルはまだ完成していません。
総務の方に、「育児休業規程」を頂きました。
お休みするんだなぁ・・・と実感します。

「でもマニュアル作成してから休んでね。」

と、部長。

「はい。頑張ります。」

とはいったものの、見通し真っ暗。
だって積算一杯なんだもの。
最近は内装も積算していて、時間がはかれない。
サイディングだったら、1棟1時間もあれば、とか見通し立つのに・・・・
と、愚痴っても仕方ない。
ミスコピーや、不要になった紙でメモ用紙をつくっていたんだけど、
このやり方を同僚に教えたりして
「お休みするんだ。」=「赤ちゃん産むんだ」とまたまた実感しながら、
マニュアルづくりに励む私がいました。


                       続く









                                 
第四十七話

いよいよ会社最終日。3月7日火曜日はれ。
なんとか、本当になんとか、マニュアルが上がる。
上がったのが4時30分過ぎなんだから、
本当に、ぎりぎりだったってわかるでしょ?
原稿落としそうになって、必死の作家の気分でした。
ま、いつも台本は締め切りすぎても上がらないけど。
劇団関係者の方、ごめんなさい。
休団中に台本書く、というのもまだ出来てません。
なんて、こんなところで謝っても仕方がないですね。

この日、昼食を同僚三人と、外に食べに行きました。
そして皆様に挨拶をし、復活の日を約束して退社しました。
夕食を帰宅が一緒の同僚と、その妹さんと食べました。
南越谷の獨協医科大学裏の「ペパーミントハウス」久しぶりの外食。
それも、昼夜とも。これから先、外食なんていつできることやら・・・
最後の晩餐ともいうべき日でした。

なんだか、とっても浮かれた気分で帰宅しました。
さてさて明日からやること一杯です。

やること1・銀行口座の解約
やること2・出産準備のお買い物
やること3・引っ越し後の荷物整理

とりあえず、生まれる前に絶対やらなきゃいけない。
明日からの、家での生活を思うと「憂鬱」の他何もないのだけど・・・
なんとか頑張ろう、と心に誓って、布団に入る私なのでした。


                     続く
            










                                  
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
久しぶりに読み返すと、げげっ!という状態であります。
昼休みに下書きもなく、だだだ−っと打ってるのが
悪いんだけど、変換ミスとか、削除した一部が残ってたり、
文末がおかしかったりはずかしいばかりです。
おつきあいくださってる方、大きい心で読んでくださいね。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

第四十八話

3月8日。
今日は朝から忙しい。定期券が明後日できれるので、
電車にのって出かけるのは今のうち。
銀座まで出て、あさひ銀行の口座を解約。
あさひ銀行京橋支店。
その昔は協和銀行、という名称だった。
独身時代からの口座を解約って、ちょっとさみしい。
でももう、銀座まで来ることもないしね。
解約が地元でもできれば、残しておいても良かったんだけど。

さて、その後は知人のところによってお線香をあげ、
草加駅で下車し、武蔵野銀行へいって、
解約したお金を入金し、やっと帰宅。

なんだかバテバテ。

明日は一日ゆっくりして、
明後日は出産準備のお買い物だ−−−っ!!!

短いけど、今日はこれで。


                      続く










                                  

                                  
第四十九話

3月10日(金)雨。
実家へいく。
出産準備の買い物のため、であります。実家につくなり

「おまえ、顔が変わったよ。」

といわれる。
そんな事いわれても・・・・。

「きつくなったねぇ。そんなんじゃお腹の子供に良くないよ。」

と立て続けにいわれる。
だからって「別居」したい、とは言えない。
一番上の長女って損!(><)

「大変なんだろ。ほら同居を甘くみてるから。」

少しのフォローもない。親はきびしい。
とにかく買い物だよ、買い物。
北千住の「白亜」というところでお買い物。
片手にはバルーンの付録の小冊子。

「春生まれの赤ちゃんの揃える衣類」

短肌着2〜3枚
長肌着も1〜2枚
ガーゼ10枚
湯温計(ラッコの形してんの)
入浴剤
授乳用下着(胸のところが、開くんだよ)
湯上がりタオル
赤ちゃんの衣服3枚
おしめ用の布
おしめカバー
・・・・・・・・等々

なんだか山のようにお買い物。雨も降ってて、荷物も多くて、
両手はふさがってて、お腹も大きくて、
おいおいおいおいおいって感じです。またまた、バテバテであります。

正月以来の実家。
気が抜けました。妹が

「今日は私のおごり。」

と、カツ重セットの出前をとってくれて、それを美味しく頂きました。

お風呂に入り、布団に入り、明日はおしめ縫わなきゃ・・・。
そんなことを思いながら、気づくとぐっすり眠ってしまいました。


                        続く










                                  
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
五十・・・。五十回も頑張ってるんですね。まだ生まれてないけど(笑)
まさか、こんなに長くなるなんて、思ってもいませんでした。
でももうすぐです。もうすぐ生まれるはずです。
もうしばらく、おつきあいくださいませ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

第五十話

3月11日(土)晴れ。
昨日とはうってかわっての晴天。
今日は、お父さんも一緒にお買い物。
お父さんの運転で、南越谷のダイエーに行きました。
そこでベビーバスと、安売りしてたシッカロ−ルを買いました。
天花粉っていまだにいう、うちのばあちゃん(お義母さん)。
時代がわかるね。最近はあまり使用しないでください、といわれます。
でも母親学級に来ていた産婆さんは

「それで、どうこうした子がいるって話は、聞いた事がない。
 赤ちゃんのお尻が赤い時なんかは洗ってあげて、つけて
 あげるのは、悪くないと思う。」

と断言していた。
実は私もそう思っていたので、買ってしまった。
そんでもって、しっかり今も使っている。
荷物はいっぱい。車できて正解!
本当は、まだまだ必要なものあるんだけど、実家のそばに
ドラックストア「カワチ」があるので、生まれた後でも
充分余裕があるねと、買い控えた。
お昼ご飯はまたまた「ペパーミントハウス」。
ランチもボリュームたっぷり。

お買い物が済んで、家に帰宅。
さてさて、おしめ縫いです。
といってもミシン使って、だけど。

でもさぁ、このおしめ用の布が「くせもの」だったのよ。
さらしとかと違って伸びる伸びる。
おかげで、切るときにも苦労、縫うときにも苦労する。
おまけに、このおしめという代物。
縫い方がちょっと複雑。
てっきり普通に縫えばいいと思っていたのに、
表に縫い目が出ないように縫わなきゃいけない。
ましてや、このおしめ用の布。裏表がよくわからない。
四苦八苦して32枚ほど縫ったが、終わったのは12時過ぎだった。
うわ〜ん。妊婦に夜更かしは厳禁なのに!!!

11時過ぎに寝て、翌日産婦人科にいくと、
尿検査でタンパクが出てしまう。
タンパクがでると、どう悪いかしらないけど、
前の会社の健康診断でも、夜勤明けの人はタンパクでてたもんなぁ・・・。
疲れてる、ってことなのかしら。

妊婦に「疲れ」は大敵だもんね。
疲れから、中毒症へ移行するのは「ざら」。
あと母親学級で、妊婦時代の睡眠時間が、赤ちゃんの睡眠時間に
なるっていうことも、聞いたな。
10時頃に寝ていれば、赤ちゃんも10時頃には寝てしまう、
というの。
12時過ぎまで起きてると、赤ちゃんも夜更かしするようになるんだって。

早寝早起きしない子供が、増えてるそうで。口をすっぱくいわれたっけ。
う〜ん。母親学級の時のことで、書いてないことって結構あるかも。
ま、とにかくなんとか出来上がった。お母さん、大感謝であります。

明日からまたまた家でない家です。
頑張って引っ越し荷物片づけて・・・・

無事に出産したいなぁ・・・・。


                      
続く

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