(トップページへ戻る)

感想メールです。

 「か〜んそ〜なんだな。
 忙しくなくなったんで、めーるするんだなぁ。
 >太古の昔・・・ってあなた、あの部屋は一応
 >20世紀に出来たもので、間違っても先カンブリア時代とかじゃ
 >ないんだから・・・・(笑)
 え?そうなの、私はてっきり・・・
 氷河期の時に建て増ししたんだとばかり・・・・(笑)。
 いやぁ、みつこさんちなら、有りかと・・・(笑)。
 なんか、身近な話題のせいか、読み物っぽい読みごたえじゃなく、
 もちっと、砕けた感じになってきたね。
 って、俺の個人の感覚?
 それにしても、ほんとにいらっしゃったのね。誰さんか知らんけど・・・。
 あなたの家に出るなんて、怖いもの知らず
 というか、無謀な幽霊もいたもんですな。
 家族から、一斉に御払い攻撃受けるんだろうに・・・。

 走ってる夢。俺も良くみます。まえに、話したやつ。
 子供の頃から熱を出すと必ず見る夢。
 赤茶けたこぶだらけの大地、
 真っ暗な一本道、道にそって延々と続くロウソク・・・。
 その道を、のぼりくだりしながら延々と進む夢。
 別に起きてからどうこう有るわけじゃないけど・・・。
 熱を出してるから当たり前なんだけど苦しい夢で、未だに見るもんなぁ。
 ”夢は心の表れ”というけど、私の心の何が見せているのかいまだに謎です。」

夢・・・。
夢って侮れないよね。
案外前世だったりしてね。
ではでは、例の部屋の最終話です。

 

* みっちゃんの不思議体験 *

* ]]X *

私の部屋は階段を上がってすぐ隣だった。
で、部屋の入り口のドアも引き戸で、開けるときは
ガラガラと重そうな音がする。音だけではなく
実際重いんだ、これが。

誰かが上ってくる時は、必ずといっていいほど
階段を上る音が聞こえる。
音がしないように、しのびあしできても

ギシッ・・・と鈍い音で、大概ばれてしまう。

よく、勉強をしてるふりをしながら
漫画を描いていたので、親がこっそり見にきたりしていた。
その日は漫画をかいてはいなかった。

ガラッ・・・。

 「何?」
 「勉強してるの?」
 「うん。」
 「ふうん。」
 「何?」
 「この家きてから、勉強しなくなっちゃったからさ。」
 「・・・。」

そうなのだ。
それまでは、割と予習復習に燃えていたのに
引越ししてからというもの、なかなか机に向かわなくなってしまったのだ。
あぁ、あの頃ちゃんとやってれば・・・(って今ごろ遅いって?:笑)

お母さんは、トントン・・・と降りていった。
基本的に1回くれば、もうこない。
漫画かこうかなぁ・・・って思ったその時
トントン・・・と階段を上ってくる音がした。
あれ?またきたよ。

上りきった音がする。
もう戸の前のはずだ。
・・・・。

一向に入ってこない。

 「そこにいるんでしょ?ばれてるよ?」

声をかけるが、返事がない。


戸を開ける。
・・・。
誰もいない。
・・・。
戸を閉める。
・・・。

あれ?
おかしいな。

今確かに・・・。

気のせいだったのかなぁ・・・・。




ってな事が、たびたび続くようになった。
さすがに3回目くらいからは、戸を開けなくなった。

だって、開けたとき「
何か」がいたら怖いじゃない?

まったくなんだっていうんだろうなぁ・・・。

しばらくしたらこなくなったけど、たちの悪いやつだよ、全く。
な〜んて思った私でした。
ちなみにこの体験は妹もしてるらしいです。
ははは。
ほんとに変な部屋。(家?かしら?)
もう。

                    続く

(トップページへ戻る)