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感想メールです。

 「おかあさん、すごいねえ。
 佐藤家はそんな人ばっかりかい。そっちのほうが不思議だよね。
 やっぱり今みんな元気だから安心して読めるね.。」

で、もう一通。

 「読んでなかったメールを読んで
 感想なぞを、ひざびさに、書いてます。
 感想・・・。
 「佐藤家」ってなんかすごい。ってか、なんていうか・・・。
 おいらにとっては、門のとこに、鳥居立てたいくらい。
 玄関ベルは、鈴の代わりで、もう、お告げでも聞けるんじゃ・・・。
 って感じですな。
 超能力とか、予言、予知夢とかじゃなくて
 なんか、こう、神事ってか、お神楽が
 似合いそうなそんな感じがしてます。
 あの、マンガのリボンの騎士読んでたお母さんがねぇ。
 やっぱり「佐藤家」は違うね。うん。」

何故?
何故二人とも、私やお母さんを通り越して一気に
「佐藤家」まで行くかなぁ・・・。
????
う〜ん。
ま、いいや。
深いこと考えるのやーめよっと。
では、続きです。

 

* みっちゃんの不思議体験 *

* ]] *

電車・バスと乗り継ぎ、靴を借りて、弟はとっととすべりにいってしまった。
私は妹と二人でゆっくり歩いていた。
妹は初すべりだ。
ま、転ぶのは覚悟の上で教えなきゃ。
巻き添えくって、自分も転ぶのは嫌だけどなんとかなるだろう。
リンクにやっと到着。
先にリンクに下りて手を差し伸べ、妹は一歩踏み出す。

 「怖いよ〜。」
 「大丈夫だよ。」
 「お姉ちゃん靴が変だよ。」
 「何?」

聞くと靴がいまいちしっくりこないという。
仕方なく、リンクから出て、靴紐の調整をした。
いったん入って、また出たので弟がこっちをみながら叫んでいる。

 「何してんの〜早くこいよ〜。」
 「靴なおしてんの!!」
 「俺もう3周目〜♪」

弟はとっとといってしまった。
大体あいつのほうが上手いんだから、自分が教えてやればいいのに。もう。

靴紐の調整が終わった。
なんとか歩きやすくなったようだった。

 「いける?」
 「うん。」
 「じゃいこう。」

妹の手を引き、リンクに向かうと、リンクから真っ青な顔をした弟が歩いてきた。

 「どうしたの?真っ青だよ。」
 「姉ちゃん・・・・。痛ぇよぉ・・・。」
 「?!」

みると左腕を押さえている。

「何があったの?」

人をよけたら、違う人がぶつかってきて、転ばされて、そこに人が滑ってきた?
みたいなことを言った。
吐き気がするらしく、口数が少ない。
割と上手なこの子を転ばすくらいだから相手は当然「大人」だろう。
助けてもくれず、さらに別の人がスケート靴でぶつかってきた??

なんてこった。

とにかく、救急医療センターみたいなところがあったので、
そこに駆け込むことにした。
多分「骨折」してると思うなぁ・・・と診断される。
骨折とかヒビとかって事になると吐き気を覚えたりするらしい。

タクシーを呼ばれ、あえなくスケート場を後にして、
一路自宅に向かう私達3人だったのでした。

                          続く

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