感想メールです。
「感想です。
わたしも、言いましょう。
「相変わらずなんだね、みつ子さんって。」(笑)
子育てで、そんなもの感じられないくらい忙しそうなのに。
でも、みつ子さんの力もさることながら、その双子の
因縁っていうのか、めぐりあわせ?、不思議ですね。
そういや、アンビリバボーでも、生き別れになった双子が
同時期に、子供を産んでつずりで一文字違いの名前を
つけていたって話があったなぁ。
双子って、なんかきっと双子ちゃん専用回線みたいなもので
つながってたりしてね。ほんとに、不思議です。
よくある虫のしらせの強化版なのかも。
次回も楽しみにしてます。」
ね、不思議だよね。
「こんにちわ〜*
私のいとこのふたごちゃんは、かたや二児の母、
かたや花のOL←私の悪達(いっしょに遊びまわってます)
と、全然違う生活をおくっているんだけど
悲しいことがあるときとか、思い悩むことがあるときが同じなんだって
自分が「どうしよう」なんて考えてると、内容は違うんだけど、
もうひとりも「どうしよう」って考えてるって
不思議だぁ〜
三十年近くたって、ようやく二人の顔の見分けがつくようになった
私でした。」
さて、また今回から連続のお話です。
*みっちゃんの不思議体験* | |
*]Y* |
高校生の頃の話です。
1年か2年だったと思うんだけど
記憶が定かではありません。
ある朝、母が出かけに呼び止めたんです。
「ちょっと、ちょっと。」
「何?」
玄関を出て、自転車に乗ろうとしてる私を
玄関先にまできて呼び止める母。
?と思い、自転車をその場に止め、玄関先まで戻る。
「今日嫌な夢みたから、これもっていきな。」
「ちょっと、出かけにやめてよ。お母さんの夢は・・・。」
「いいから、時間ないだろ、はい。」
「なにこれ。」
「お守りだよ。」
くれたのはよく神社仏閣に売っている小さなお守り。
それも身代わりなんとかってやつだった。
竹だったか?よく記憶にない。
透明のビニールに包まれた6センチX5センチくらいの物だった。
「ふうん。じゃいってきま〜す。」
私はしげしげと眺めた後、それを制服の右胸にある
ポケットに入れ出発した。
お母さんの夢は嫌なことが以前あたっていたので
なんとな〜くいやだった。
でも自転車暴走族の私は、しばらく走っていたら
この出来事を頭から消し去っていた。
気持ちのいい朝だし。朝からもんもんとしたくなかったというのが
一番の理由だった。
自転車暴走族と書いたけど・・・。
その理由は・・・。
自宅から学校まで約5キロ。
普通の女の子とは大体25分から30分かけて
自転車通学をしている。
が、しかーし。
私と友人Cに限っては、この時間ではなかった。
大体半分の12分から15分で走りまくっていた。
信号も結構ある道のりで、であります。
当然その記録は、混雑した国道4号線の車道を
車の途切れたのをいいことに、突っ走る等の荒業が
繰り広げられた据えでの事とおわかりいただけるはずですね。
ま、大体時速20キロで走っていたことになるわけです。
で、その日もいつものようにガンガンに飛ばしながらいく私。
松原団地という、でかい団地街を端から端まで走りぬき、
あと少しで終わりというとき、同級生の仲良し二人組を
いつものように発見。後ろからこっそり近づき
「わっ!!!」
「きゃ!!・・・・もうみっちゃんはぁ・・・。」
「また脅かされた〜。くやしい〜。」
「ふふふ、おはよう。お先にね。」
この二人を「脅かして抜き去る」というのは日常のことだった。
今考えると結構危ないけど、一応車どおりの少ない道での
ことだから、ま、いいか。
目の前に独協大学が見えてきて、団地街最後の交差点で
それはおこった。
信号が黄色から赤に変わる。
トラックがすでに赤にもかかわらず、左折してきたのだ。
え?
すべてがスローモーションで繰り広げられていく気がする。
自転車でどう頑張って左に寄ったところで、トラックが
加速しながら曲がるスピードには追いつけない。
前輪に巻き込まれるのは免れたものの、後輪がある。
内輪差ってやつだ。
駄目!
間に合わない!
巻き込まれる!!!!
・・・!!
続く