感想メールです。
「私、怖い話って昔からよく読んでたの。好きで・・・。
漫画本の怖い話しや、映画でもホラー映画とか実際映画館で見たり、
ビデオ借りて見たりだとか・・・。
だから、みつ子さんのお話を読んでるとそういう作り話を読んでる
ような感覚で興味深く読んでしまってます。でも、これは本当の話
なんだよねぇ〜〜〜。そう思うと違う意味で怖さがありますね。
私が昔、住んでいた家(アパート)は、前が墓地だったの。で、父
が寝てる部屋で私も1人で寝た事あったんだけど、必ずそこで寝る
と、怖い夢や金縛りみたいなのにあうの。父はよくうなされてた。
怖い夢を見るので・・・。だから、父以外は誰もそこで寝たがらな
い。父はそこしか寝る所がないので、しょうがなく寝てたの。
でも私は霊感とかないと思うので、怖い目にあったっというのは、
それだけだと思う。でも、みつ子さんって色んな事が出来る人なんだね。
ビックリしちゃった。不思議話が終わってしまったら、出産パート2でも
なんでもいいので送信お願いします。」
は〜い。
送りますね。
では続きです。
*みっちゃんの不思議体験* | |
*]Z* |
キキーィ・・・
ガシャーン!
自転車が倒れる音。
何がなんだか、目を閉じる私。
「大丈夫ですか?」
トラックの運転手に声をかけられ気づく。
「あれ?」
トラックはカーブを曲がりきったところでとまっている。
自転車は交差点手前で倒れている。
私も本来ならそこに倒れているべきなのに。
なぜか、運転していた私は「歩道」に立っていた。
後ろから、さっき抜いた二人も追いつき声をかけられる。
「どうしたの?なんでそんなとこに立ってるの?」
「大丈夫?」
「うん。大丈夫大丈夫。」
トラックの運転手は、私がぴんぴんしてるので行ってしまった。
私はなんで「ここに立ってる」のかが不思議でたまらなかったが
自転車を道路に転がしておくわけにも行かず、そそくさととりに行く。
ゆうに3メートルは離れている。
この距離をぶつかった瞬間跳ね飛ばされて、見事歩道に着地したの???
体操選手かい??!
ま、いっか。怪我ないんだし。学校行かなきゃ。
無事でよかった。
このとき初めてお母さんのことを思い出した。
あぁ、そうだった。
気をつけなきゃいけないんだった。
ふぅ・・・。
また当たったのかぁ・・・。
お母さんは・・・・。
自転車を起こしながら、ふとトラックのタイヤの痕に目がいった。
血の気が引いた。
左胸のポケット(先週右とかいたのは間違い)に手をやる。
ない?!
自転車を起こすと、タイヤの痕に落ちていたそれを拾う。
もちろん「お守り」。
つつんであったビニールにはタイヤの痕がしっかりついていて
中のものは真っ二つになっていた。
身代わりお守り・・・。
改めてぞ〜っとしたのはいうまでもない。
とにかく学校に行き、帰宅後おずおずとお母さんに割れてしまった
お守りと、その経過を話す。
「あらら、ほんとに嫌なことあったの。」
「うん。で壊れちゃったよ。」
「じゃ、また新しいのあげるね。」
と母はまたどこからかその手のお守りを持ち出して、私にくれた。
う〜ん。
私の母って。
・・・・。
私の母だけあるかも。
ちなみにあとからもらったお守りは、今も免許証の中に入っています。
このお話はこれでおしまいです。
でも不思議体験はまだまだ続きます。
続く