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「感想です。今回まず思ったこと。
「人の生き死にを神様にまかしちゃぁ〜よぉ・・・・。」
(分る人しか分らんか?)
冗談はさておき・・・。いやだよね、人の生死にかかわるの・・・。
火葬場の職員に顔覚えられるほど、関わってきた私としては。
人間の成長過程で、大きく影響するよね。
幾つの時にどんな形でどれほど深く関わってしまうかで
人生感変わってしまうよね。
わき道にそれた。
>男の人がいる。高校生位の男の子。彼女を守っているようだ。
>「男の子が見えるよ。高校生位の。」
>「え・・・。」
>その反応がちょっと気になり、目を開ける。
>「心あたりあるの?」
>「・・・多分お兄ちゃんです。」
>「お兄ちゃん?だって、まだ若いよ。」
>「死んでるんです。高校の時・・・。」
このシーン画が浮かびます。
死んだ兄貴に守られていると分った時の彼女。
どう思ったんでしょう。想像を掻き立てられるます。
良いです。悪い落ちにならないといいなと思ってしまう。
あ、これって物語じゃなく、実話なんだよね。
しかも、終わった過去の出来事・・・。
でも、読んでるほうとしては、今までのシリーズの流れから、
悪く考えがちで、でもこのシチュエーションでは、
良い話しで終わると良いなと思ってしまう。
(あ、これって、みつ子さんの書く作品の世界に
入ってるて事じゃん。や、やられた。)
と、とにかく、次回を待望して待ってます。」
では、どうぞ。
*みっちゃんの不思議体験* |
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*]T* |
夜も寝られない程の恐怖とは、一体どんなんだろう。
授業中も気になってくる。
しかし、話しているのでは埒があかない。
普段の彼女はいたって、普通なのだから。
とにもかくにも「その部屋」に行かなければ・・・。
そんな気になってきた。大丈夫かなぁ・・・。
私はきちんと「修行」したわけではないのだ。ほんとに
行き当たりばったりで、見たり、話したりしてわけで・・・。
そんな私がいったところで、何かあるっていうのだろうか。
そうだよ、私がいったって、どうにもならないじゃん。
行かない、行かない。
行かない形で、なんとか説得しよう。
でもどうやって・・・?
「お父さんに言っても、信じてくれないんです。」
「・・・。」
彼女は再び部室にやってきて言った。
ちなみに部室とは演劇部。この子は後輩の同級生で
後輩が先輩に頼んでみる、と連れてきたのだった。
私が渋っていると、連日連れてくる。
「先輩、お願いしますよ。行くだけでもいいですから。」
「馬鹿、行ったら見ないわけいかないでしょ。」
「私がいったってなぁ・・・。」
「見て下さい。私が嘘付いてないってわかってくれれば。」
「嘘付いてるなんて思ってないよ。」
「でも・・・。」
どうやら彼女は、自分がおかしくなってるんではないか?
という状態らしい。
それだけ「変な事」が起きてるわけだ。
普段、変な物を見慣れた私は、見たところで気にならないが
みんなには見えなくて、自分だけが見慣れない物を見続けて
「私、狂ったのかも」という状態になってしまったようなのだ。
なるほど。
彼女は私にも体験して欲しいわけだ。
その狂った状態?と思う部屋に行って。
そして、確実に「現実」だと言い切って欲しいのだ。
だから体験する出来事を口にしないのだ。
実際、何もいなくて、でも私が口裏を合わせて
気休めを言ったりしても嫌だから。
仕方ないなぁ・・・。行くかぁ・・・。
お数珠もって行こう。
果たして次の金曜日。
彼女の家に行くことになったのでした。
続く